☆技術の見える化☆
2022/09/22
?今回は、カンやコツといった感覚的なものを、見える化する為に取り組んだ事例になります?
特殊な治具
◇今回は改善後の写真を確認して頂きながら解説致します。
◇この写真は、チャンネル内巻ブラシ用の治具になります。この【内巻】に行う作業には、技術力と経験が必要な作業となります。
◇ロールやリングの場合は、旋盤に内径に合う軸をセットし巻き付ける事で製作を行いますが、内巻の場合は軸を使用する事が出来ません。ですので写真の治具を使います。
◇この治具には改善前まで目盛りが無い状態だったので、曲げ加工を行う際に必要な、長さや角度など全てスタッフの感覚によるものでした。
◇手順書等も無いので内巻に関して製作出来るスタッフが一人の状態でした。この状況は非常に良くないと考えました。
◇そこで今回、専用治具に目盛りを取付けました。また、これからになりますが、弊社で取り扱っているチャンネルの大きさ違いで曲げ加工に必要な長さや角度などが同じでは無い為、製作の度にデータを記録する事にしました。このデータ表が出来上がれば目盛りを確認してスタッフ全員が作業出来るようになります。品質の向上にも繋がります。
◇この様に株式会社共伸技研では、社員全員が創意と工夫を駆使し、効率良く生産性を上げる方法を考えております。
◇日々改善活動を行っておりますので順にご紹介して参ります。宜しくお願い致します。