☆斬新なアイデア☆
2022/06/23
?今回は、溶接工程を格段に効率UPさせた3S改善のご紹介になります?
熱を冷やす
◇チャンネルブラシを金具等に取付ける際は、ほとんどが溶接加工になります。しかし溶接を行うと熱が発生します。その熱が高すぎるとブラシの毛が燃えてしまう為、弊社では【点溶接】と言われる技法を使います。
◇しかし点溶接でも熱が高くなる場合があります。そんな時は溶接加工後にエアガンを使用して即座に冷やしていました。ただ、そのエアガンと溶接トーチを作業する度に持ち替える手間が作業時間を延ばす原因になっていました。そんな持ち替える手間を何とかしたいと思い行った改善になります。
改善内容①
◇まずはエアーの吹き出し方法をガンタイプからペダル式に装置を作り直しました。これで溶接トーチとエアガンを持ち替える手間を省く事が出来ました。
◇またペダルをただ足元に設置するのでは無く、写真の様に取付ける事で、膝を使用しエアーが吹き出るようにしました。この仕様にする事で、立っている状態のバランスが崩れず足に余計な負荷を変えないので負担が無く作業する事が出来ます。
改善内容②
◇写真は溶接加工を行いながらエアーを吹きかけている様子です。しっかりとエアーが狙った箇所に来ています。
◇こちらもフレキシブルホースを使う事で、特徴を生かしエアーが来て欲しい箇所へ自由に調整することが可能となりました。
◇これで持ち変える動作が無くなったので作業スピードが格段にUPしました。
◇また溶接によって付いてしまうスパッタの除去も素早く行う事が可能となりました。
◇この様に株式会社共伸技研では、社員全員が創意と工夫を駆使し、効率良く生産性を上げる方法を考えております。
◇日々改善活動を行っておりますので順にご紹介して参ります。宜しくお願い致します。