事例No.401 【通し】て除去
🔶今回のチャンネルブラシ製作事例は、静電気除去を行うブラシに付いてご紹介します🔶
サンダーロン
◆写真は、導電性繊維と呼ばれる種類に分類されている【サンダーロン】という毛材を使用し、製作を行ったチャンネルブラシになります。
◆僅かに出来た隙間にワークを通して静電気除去を行います。そのワークの大きさや形状に合わせてブラシの形や、隙間の大きさも自由に変えて製作を行っています。
◆本来のブラシの作業目的では、【磨く】や【削る】、【塞ぐ】や【綺麗にする】などが多く、ゴシゴシするといったイメージが強いと思います。しかし今回の事例の場合、どちらかというと毛先がワークに触れるか触れないかぐらいが一番仕事を行うブラシとなっています。あくまで目的は【静電気除去】だからです。
毛材の特徴
◆アクリル繊維に硫化銅を結合させた導電性能をもった毛材です。ブラッシング時の静電気の発生を押さえます。静電気除去にも効果があります。
◆色は鈍いゴールド?のみです。線径は0.08mmのみです。電気を通すという特性を生かした使い方もあります。
◆溶融点257℃ 使用限界110℃以下になります。電気抵抗値は10の-1乗Ω/cmです。
◆他にも導電性繊維の毛材を数種類取り扱っています。
■現状動いている商品もアイデア次第では今までに無い新商品になります。
■皆さまからの素敵なブラシのご相談・お問い合わせをお待ちしております。