事例No.338 リングと金具 – 工業用ブラシの共伸技研/ブラシビレッジ  事例No.338 リングと金具 – 工業用ブラシの共伸技研/ブラシビレッジ 

事例No.338 リングと金具

2022/10/03
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▢今回は、チャンネルリングブラシに金具を取付ける方法をご紹介致します。

A、チャンネルリングブラシの作成

▢まずはチャンネルリングブラシの製作から入ります。こちらの写真はチャンネル直線ブラシの状態から金具外径に合わせて曲げ加工を行った状態になります。

▢リングブラシの製作時は、必ず必要な長さ以上に製作します。それは指定されている大きさに調整を行う為です。

 

 

 

B、金具の大きさ確認。 

▢次に製作を行ったリングブラシを金具に合わせています。この時に必要な長さを確認しマジックで印を付けます。

▢必ずこの工程は行います。そうしないと必要以上にカットしてしまったり、少し長い場合、微調整等で余計な手間が発生してしまうからです。

▢丁寧で細かい確認作業が効率UPに繋がります。 

 

 

C、ブラシをカットします。

▢先程の工程でしっかりと確認を行いマジックで付けた印に従いカットを行います。

▢赤い〇の箇所に2本ほど飛び出しているものがあります。こちらは植毛時に毛材を抑える為に使用している芯線になります。

▢普段はブラシのカット時に同じ長さにカットしますが、今回はお客様のご希望で芯線のみ長めに残しています。ですのでカット忘れではありません。(^^)

 

 

D-1、溶接加工 

 

▢Cの工程でカットしたリングブラシを金具に溶接加工にて取付けています。両面ともしっかりと取付けます。片面だと作業時の回転中に外れる恐れがあるので必ず両面に行います。

D-2、芯線溶接

▢こちらはCの工程でお話しましたが、長めに残した芯線を金具に溶接加工にて取付けています。

▢この加工を行う事で、激しい作業での毛抜けを抑えています。

▢普段はこの方法はあまりしません。今回はお客様のご希望だったので行いました。

 

 

E、完成

▢溶接加工を終えて最終の仕上げ加工を行い完成しました。

▢大きい、小さいはありますが基本このような製作方法で行っています。

▢どうでしょうか?分かり易かったでしょうか?ご質問等ございましたらお気軽にご連絡下さい。お待ちしております。

 

 

▢現状動いている商品もアイデア次第では今までに無い新商品になります。

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