事例No.363 毛材の強み
■毛材:PPS
▢今回は、ポリフェニレンサルファイド略して【PPS】と呼ばれている毛材を使用し、製作しましたチャンネル直線ブラシの事例になります。PPSの特徴は、
①高温や対薬品性に優れています。高温時でも対薬品性がそこなわれません。コシはPP(ポリプロピレン)に近い感じです。
②溶融点280℃ 使用限界200℃以下になります。
③ほとんどの酸・アルカリ・有機溶剤に抵抗性有ります。但し、そういった環境で使用する時には一応確認の為、サンプル毛材をお渡ししますので、使用状況をご確認ください。
④毛材の線径は、Φ0.15、Φ0.3、Φ0.5を取り扱っています。
※今回ご紹介したPPS以外にも化学繊維毛材を多種多様に取り扱っています。是非一度ご確認下さい。詳しくは、【化学繊維】からお願い致します。
■ブラシとFBを溶接で取付け
▢今回は、チャンネルブラシとFBを縦に取付けています。FBに添わせる場合とは違い、仕事を行った際にブラシに掛かる抵抗は強いです。ですのでしっかりピッチを決めて溶接加工を行いました。
▢溶接外れは絶対に起こしてはいけない事案の一つと、心掛けて作業を行っています。
▢現状動いている商品もアイデア次第では今までに無い新商品になります。
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